サンニン
サンニンの茎は頑丈な繊維質のため、壁紙を作るのに使われています。以前は、サトウキビの収穫の時、サトウキビを束ねるのにも使われたようです。
サンニンは、沖縄の人にとってはちょっとしたお祭りの植物です。旧暦の12月8日には、お餅を作って、サンニンの大きな葉っぱで包み、蒸しあげます。できたお餅は、サンニンの葉の良い香りがして、とても美味しいということです。
サンニンは、沖縄でよく見られる、亜熱帯地方に咲く植物です。花はすずらんのように垂れ下がり、一つ一つの花が大きく、花びらは白ですが、内側は黄色で赤い筋が入り、とても美しく咲きます。
沖縄の民家では、あちこちにサンニンが植えられています。サンニンはショウガ科に属し、その葉は肉厚で、笹の葉を大きくした濃い緑色をしています。
サンニンの根や茎、葉っぱには防虫、防カビ、防菌効果があるので、沖縄の人々はサンニンを防虫のためにも庭に植えます。
サンニンは「月桃」とも呼ばれ、その香りは人々の心を癒します。サンニンは、アロマエステではなくてはならないものとなっています。
また、胃腸を丈夫にするためや、咳止めとして、サンニンの種子は漢方薬として使用されています。
最近では、サンニンをシャンプーやリンスに配合した製品が多く発売されています。これは、フケや抜け毛、薄毛を防ぐ、天然自然成分として多くの人から愛用されています。
サンニンの茎には、抗参加作用があることが発見され、化粧水などに使われています。